皮膚に赤みやかゆみが出たとき、「乾燥しているだけ」「少しかぶれただけ」と考えて、そのままにしてしまう方も少なくありません。
しかし、原因となる化粧品や洗剤、金属、薬剤などに触れ続けていると、治療をしても症状を繰り返すことがあります。
湿疹が出た場所や時期、直前に使用した製品などを確認し、皮膚の炎症を抑えるとともに、悪化の原因を探ることが大切です。
湿疹は、皮膚に赤み、かゆみ、ブツブツ、水ぶくれ、皮むけなどが現れる炎症の総称です。
湿疹のうち、皮膚に触れたものが刺激となって起こるものを、接触皮膚炎、いわゆる「かぶれ」と呼びます。
接触皮膚炎には、洗剤や消毒剤などの刺激によって起こるタイプと、特定の物質に対するアレルギー反応で起こるタイプがあります。症状が長引くと、皮膚が厚く硬くなり、慢性的な湿疹へ移行することもあります。
身近な日用品や仕事で扱うものが、原因になっていることがあります。
原因を探る際は、どこに症状が出たかだけでなく、いつから始まり、その前に何を使用したかが重要な手がかりになります。
診察では、皮膚の状態を確認するとともに、症状が出始めた時期、使用している化粧品・医薬品・日用品、仕事内容などを伺います。
治療では、炎症を抑える外用薬や、乾燥して傷ついた皮膚を保護する保湿剤などを使用します。かゆみが強い場合には、内服薬を組み合わせることがあります。
かぶれが疑われる場合は、原因となる可能性のある製品や物質をいったん避けることが重要です。必要な検査については、症状や経過を確認したうえでご案内します。
身近な日用品や仕事で扱うものが、原因になっていることがあります。
症状が急に広がった場合や、顔の腫れ、息苦しさなどを伴う場合は、早めに医療機関へご相談ください。
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