蕁麻疹(じんましん)は、皮膚が突然赤く盛り上がり、強いかゆみを伴う病気です。
発疹が数時間で消えたと思ったら、別の場所に新しく現れることもあります。診察時には症状が消えている場合があるため、発疹が出ているときにスマートフォンで撮影しておくと、診断の参考になります。
蕁麻疹は、皮膚の一部が境界のはっきりした膨らみとなって現れます。
一つひとつの発疹は、通常は短時間から24時間以内に消え、皮膚に跡を残さないことが特徴です。ただし、同じ発疹が長時間残る場合や、痛み、内出血のような跡を伴う場合は、別の病気が隠れている可能性があります。
症状が続いている期間などによって、急性じんましんと慢性じんましんに分けられます。
身近な日用品や仕事で扱うものが、原因になっていることがあります。
食べ物や薬など、特定の原因が確認できる場合もありますが、症状を長期間繰り返すじんましんでは、詳しく調べても原因が特定できないことがあります。
すべての方に同じ検査が必要なわけではなく、症状が出た状況や経過を確認したうえで、必要な検査を判断します。
診察では、発疹が現れた時間、消えるまでの長さ、食事、服用した薬、運動や入浴との関係などを確認します。
治療では、主に抗ヒスタミン薬を使用して、発疹やかゆみを抑えます。原因や悪化要因が分かっている場合は、可能な範囲で避ける方法もご案内します。
慢性的に症状を繰り返している場合は、発疹が出たときだけ薬を飲むのではなく、一定期間治療を続けることが必要になる場合があります。
蕁麻疹とともに、次のような症状が現れた場合は、アナフィラキシーの可能性があります。
症状が急速に進んでいる場合は、通常の外来診療を待たず、救急車を要請してください。
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