身体の片側にピリピリ、チクチクとした痛みがあり、その場所に赤い発疹や水ぶくれが現れた場合は、帯状疱疹の可能性があります。
発疹より先に痛みや違和感が始まることもあるため、「皮膚に異常は少ないのに痛い」という段階でも注意が必要です。
帯状疱疹は、できるだけ早く診断を受け、治療を始めることが重要です。
帯状疱疹は、以前に水ぼうそうを起こしたウイルスが、再び活動することで発症します。
水ぼうそうが治った後も、ウイルスは神経の近くに残っています。加齢や疲労、ストレス、病気などをきっかけに身体の抵抗力が低下すると、神経に沿って痛みや皮膚症状を引き起こします。
多くの場合、症状は身体の左右どちらか一方に現れます。
診察では、痛みが始まった時期、発疹の場所や広がり、水ぶくれの状態などを確認します。
帯状疱疹と診断された場合は、ウイルスの増殖を抑える抗ウイルス薬を使用します。痛みがある場合には、症状に応じた鎮痛薬などを組み合わせます。
抗ウイルス薬は、皮膚症状が広がる前のできるだけ早い時期に開始することが重要です。重症化している場合や、目・耳・神経などへの影響が疑われる場合には、対応可能な医療機関へご案内します。
発疹や水ぶくれが治った後も、焼けるような痛み、刺すような痛み、しびれなどが続くことがあります。
この状態を帯状疱疹後神経痛といいます。年齢が高い方や、発症時の痛み・皮膚症状が強い方では、痛みが残りやすいとされています。
皮膚が治ったように見えても痛みが続いている場合は、我慢せずご相談ください。
目や耳の近くに症状がある場合は、視力や聴力、顔面神経などに影響する可能性があるため、早めの受診が必要です。
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